ブログにカウンターを付けるのに一日をついやしました。
出来てみれば、馬鹿みたいに簡単なのですが、何も知らずにマニュアルだけ見てすると大変な目に遭います。
思い込みが一番いけません。特に私みたいな年齢になると頭が固くなって柔軟性がなくなるのでございます。
ですから3年前の年金の話でも貼り付けましょう。
その頃はまだ、頭はしっかりしていたつもりです。
ブッキンと年金 11
年金についてお話を続けます。
公的年金はほんとうに当てに出来ない、もしかしたらつぶれるかも知れな
いのでしょうか?
私たちは、遠い将来の長い老後に備えなければなりません。その生活費
の基本的な部分を確保していくためには、世代間扶養の仕組みがどうして
も必要であり、それが最も合理的であるとするのは、先進国共通の考えかたであります。
我が国においてもこの考えに基づいて公的年金が運営されています。
全国民がこの考え方を理解し、積極的に年金制度に参加する限り、公的
年金制度がつぶれることはないのです。
遠い将来の長い老後において、実際に生活を支えてくれる、役に立つ年金
を約束出来る仕組みは公的年金以外には見あたりません。
「つぶれるのではないか?」「だから当てには出来ない」ということではなく、
国民一人一人がこの制度を理解し、社会連帯の輪の中で、それぞれの義務
を果たし、この年金制度を「国民全体の財産」として守り育てていかなければ
ならないのです。
前にも述べましたが、公的年金は、20歳以上の国民が全員加入し、現役
世代がその稼ぎの一部を高齢世代の生活費に充てるものです。
言い換えますと、現役世代から高齢世代へ生活費を仕送りする仕組みなの
です。
ですから、人口の少子・高齢化に伴って、年金保険料が増加することは避けられませんが、保険料が過度に高くならないように、高齢者の年金給付についても見直し(給付年齢の引き上げ)が行はれてきていますし、私的年金のように破綻するということはあり得ないのです。
仮に公的年金が存在しないとすれば、どうなるのでしょうか?
長くなりますので今日はここまでにします。 ではまたお話しましょう。
☆★~Bukkinn~★☆
※ これは、3年前にKSN-MLに連載したものです。