先日からの雨がやっと今朝上がり、午後から青空の見える良い天気となりました。
明日の朝早く、釣りに出かけますので明日は疲れて、ブログにカキコすることは恐らく無理と思いますので、今日は年金の話を忘れずに貼り付けたいと思います。
ブッキンと年金 8
国民年金制度に参加していないと、大きな損失になることを話してまいりました。
もう一つ大事なことがあります。それは、遺族年金が受けられないことです。
国民年金加入者が不幸にしてなくなられた場合、その人に扶養されていた妻や未成年の子のために支給されるのが遺族年金です。
子が18歳に到達するまで、もしくは生活することが困難な配偶者が自分の年金を受給できるようになるまで支払われます。給付は非課税です。
この遺族年金があるから、何時死ぬか分らなくても人々は家族のためにも年金を納め続ける必要があるのです。
「死んでからの事はどうでもいい、そんなことは関係ない」と言う人がいたら「あなたは結婚しないの?将来子どもが出来た時その子に対して責任がもてるの?」と問い掛けて見ると良いでしょう。
「結婚なんかしない、子どもも要らない」という人には、これまでお話いたしました年金未加入・未納のリスクを粘り強く話すと良いでしょう。
国民年金に未加入・未納者はどんなに損をするのか、これまでのことを簡単にまとめて見ます。
① 老後に終身年金である老齢基礎年金をもらえない
② 年金は物価の変動に(インフレ)対応し、物価にスライドする
③ 年金には国庫負担(税金)がある
④ 障害基礎年金がもらえない
⑤ 遺族年金が出ない
その他にも税金の優遇や、サラリーマンは保険料を事業主と折半で負担すると良いことになっています。
おそらくほとんどの未加入・未納者はこのような損得をご存知ないと思います。
制度の仕組みを知らないでなんとなく馬鹿らしいようだ、当てにはならない
などと思うのは、愚かなことです。
自分自身のためにも保険料を納めるべきなのです。
年金制度を損得論で考えて、なんだか変な気持ちになりました。年金は世代間扶養の大原則で成り立っているからです。損得論はなじみません。
年金とは何か?もう少しお話したいと思います。 ではまた。
☆★~Bukkinn~★☆
※ この文は、3年前のものです。3年経っても全く変わりはありません。