本日午後一時より出田眼科病院で、幼稚園児みたいに保護者同伴で眼底の造影検査をしてもらいました。保護者は家の財務大臣であります。
造影検査とは、今後適切な治療を行なうため眼底の網膜や脈絡膜の状態を正確に調べる検査だそうです。血管の状態や浮腫(むくみ)の程度など、一般的な眼底検査ではわからない情報がたくさん得られるのだということであります。
瞳孔を開いてから主治医の診断を受け、簡単な説明の後部屋を移り、写真を何枚も撮られ、点滴しながら造影剤を注入され、血圧を何度も測りながらまた数枚の写真を撮られました。
所要時間はおよそ30分間。その間部屋の中は撮影技師と看護師と私の三人だけで、殺されはしないでしょうが何となく不安でした。
造影写真撮影が済んだところで再び主治医のもとに呼ばれ、パソコンの写真を見ながら説明がありました。このときは保護者同伴でした。
その説明の中で、前回の治療後10年位経過しているので再検査してみたところ左眼は落着いているが右眼に明らかに「糖尿病網膜症」による出血が見られるので、光凝固による治療をしたほうが良いとの診断が下されたのであります。
とうとう恐れていたことが現実となったのであります。左眼は10年前に光凝固を済ませています。そのお陰で網膜症は今のところ治まっていますが、中心部の視力がかなり落ちています。
それなのに右眼を又レザーで焼くなんて!!もし右眼が左眼のようになったら車の運転も出来なくなるのは必定であります。でも仕方がありません。このまま放置すれば大きな眼底出血を引き起こし失明する危険があるのです。
光凝固によって、視力が極端に落ちないことを、日頃信じていない神様に祈るほか無いのであります。
10月22日に光凝固の実施日が設定されました。
後はまな板の上の鯉の心境であります。じたばたしないようにいたします。
心配なのは財務大臣によって晩酌禁止命令が出ることですが、それだけは従うわけには参りません。晩酌を止めなければ失明すると主治医が言わない限りけっして山の神の言うことはきかないことにいたします。