慰安婦決議・米下院が可決!
 驚きを禁じ得ません。 何故今ごろアメリカが?
 
 第二次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり、「日本政府は公式に謝罪をすべきだ」との決議を米下院本会議が可決したそうです。 

 戦後62年も経って、しかも自国のことでない問題に?何故今になってアメリカから指摘されなければならないのか理解に苦しみます。

 この問題は1993年の河野官房長官談話で決着がついていた筈であります。  
 参院選に敗北し、それでもなお続投することを表明した安倍首相にとって、国内では非常識だ!退陣すべきだ!と言う声が高まりつつある中で、同盟国の米国からもこのような決議を突きつけられることは、まさに踏んだり蹴ったりであると思います。

 今度の政府与党の参院選大敗は、年金記録不備問題もさることながら、安倍首相が任命した大臣の中に色々な問題発言をした者があり、「政治とカネ」の問題で大臣が自殺に追い込まれたり、絆創膏をはって知らぬ存ぜず、たいした事はないといったりする大臣が居ることが今度の大敗の原因なのであります。
 
 当然首相の任命責任が問われることになりますが、中でもアメリカとの関係で、原爆投下は「しょうがない」と述べた久間元防衛相にいたっては最低であります。

 このようなアメリカにとっては忠犬ハチ公のような大臣がいたことで、いい気になって米下院は決議をしたのでしょうか?それとも安倍政権に追い討ちをかけるような目論見で参院選の結果を見て決議したのでしょうか?
 同盟国の日本をあまり舐めてもらってはたまらないのであります。

 原爆投下は正当な行為であったという米国に従軍慰安婦問題で謝罪すべきだとは言われたくありません。
 一発の原爆投下で数十万人を殺戮したことは許させないことであります。米国こそ謝罪すべきであります

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  腹が立って仕方がありません。土用鰻を食い損なったからではありません。
 
by bukkin | 2007-07-31 18:16 | ブッキンのつぶやき


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