昨日午後6:30より新町の「大甲園」で第55回西山会が開催されました。
西山会というのは熊本市立西山中学校の伝統ある行事で、西山中学校の現職員と、これまで西山中学校に勤務したことのある教職員との交流親睦会であります。
参加者は、旧職員17名、現職員21名、合計38名でした。
第55回ですから55年間続いている歴史のある交流親睦会であります。
このような会は、かって多くの学校で行なはれていたのですが、いつの間にか消えてしまっていて、55回も連綿として続いているのは熊本市の中学校では西山中学校だけなのであります。
私は第31回から35回まで、現職としてこの会に拘わった者ですが、最初の31回の時この歴史ある西山会の火が消えかかっていたことを思い出します。
その当時、校内暴力事件(対教師暴力)の後遺症で学校は荒れ、大変な状態でしたから、西山会どころではなかったのであります。
しかし、伝統の火を消してはならないという先輩達の声に励まされ、「先輩達に我々の頑張っている姿を見てもらおう、先輩から教えを乞おう、そうしてお互いに結束し西山の教育に邁進しようではないか!」と懸命に仲間を説得して、大盛会に導いたことを昨日のことのように思い出します。
あれからもう四半世紀の歳月が流れましたが、今でも絶えることなくその伝統の日が燃え続けているのです。心から嬉しく思います。
学校長から西山中学校の現状についての話があり、その後懇親会にうつりましたが、旧友達と昔話に花を咲かせたり、現職員と教育の現状に付いて語り合うなど実に楽しい会合でした。
昨夜はかなり飲んでいましたから、早めに就寝いたしましたので、今これをしたためています。