本日の熊日朝刊トップ記事を見て驚きました!
出生率1、25 最低更新とありました。
合計特殊出生率(一人の女性が生涯に生む子どもの数)が、5年連続で過去最低を更新し2005年には1.25となったことが1日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分ったとのことです。この数字が2,08以上にならなければ人口は減少するのだそうです。1.25はあまりにもひど過ぎます。
これまで、我が国の人口増加はは2007年にピークを迎えそれ以後減少に向かうと言われていましたが二年も早やく減少に転じていたのであります。統計を取り始めた1899年以来、初の自然減2万1千人ということであります。
政府が色々な対策を試みているにもかかわらず少子化に歯止めがかかっていないことが示されたわけです。この勢いで少子化が進むと社会保障制度や労働力確保に影響が出るのは必死であります。なんとかして少子化を緩やかなものにしなければ困ったことになります。
年金受給者の身分ですからこのような社会の到来にびくびくして暮らしています。
ところが本日の夕刊を見て又またショックを受けました。
「政府は二日午前の閣議で、2006年版高齢社会白書を決定した。05年の65歳以上の高齢人口は、前年より72万人増の2560万人(10月1日現在)と過去最高を更新、総人口に占める割合(高齢化率)は前年から0.54ポイント上昇の20.04%となり、初めて20%を超えた」と書かれているではありませんか!
65歳以上の高齢者が20%を超しこの調子で進めば、2015年には四人に一人が65歳以上の『超高齢社会』を迎えることになるのだそうです。
四人に一人が年寄りだとすると、さほど片身は狭くないようですが、その時私は81歳になっているのです。年寄りが犇めく中で『年よりは死んでください国のため』という川柳みたいな空気が強くなることを心から憂えています。
平均寿命を過ぎたら死ぬ準備をしなければなりません。愈々樹海に行く計画を立てねばならなくなったようでございます。
政治家はこのような年寄りの悩みを放置するのでしょうか!???