昨日、NHKーTVで国会中継を聴取している時に、小泉首相のもとに秘書官からメモが提供されました。確か14時ごろだったと思いますが、首相は大変驚いた様子でした。
直ぐ分りましたが、紀子様がご懐妊との情報でした。
本日の、新聞・テレビはこのニュースで一杯であります。皇室典範改正の法案が今国会に提出されようとしている時に、驚くべきニュースであります。
今後の皇室典範改正の論議にも大きく影響を与えると思いますが、皇室典範改正を絶対に政治問題化してはならないと思います。
兎に角お目出度い事であります。男子でも女子でもどちらでも良いのです。無事に丈夫なお子様が誕生される事を心から祈ります。
お子様が誕生いたしますと、天皇・皇后両陛下にとっては、4人目の孫となられるお方で、もし男子誕生となると秋篠宮さま以来41年ぶりの親王誕生と言うことになります。
現行の皇室典範によれば、皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮様に続く第3位となられるのであります。
皇室典範を改正しなければ、皇太子の「内親王」愛子様は、皇位に就けなくなるのです。
難しい問題を多くはらんでいます。象徴天皇制を末永く存続する為には如何すれば良いか、国民こぞって、真剣に論議すべきであります。
必ずしも、今国会中に結論を出すべきではないと思います。でも、あまり長く引き伸ばす事も出来ないのではないでしょうか。今年の秋のお子様誕生を待って、皇室典範改正に付いて結論を出すべきだと考えます。
男系天皇にこだわる皇室典範が、現行のままでは近い将来必ず、皇位継承者が絶えてしまうのであります。女性天皇を認めるか、女系天皇となってもよいのか国民が真剣に考える時が来ているのであります。
この問題は、大いに論議する事が必要ですが、政争に繋がるような政治問題にだけはしてもらいたくありません。