年金保険料最終催告状
 昨日の熊日夕刊によりますと、熊本社会保険事務局は、国民年金保険料の強制徴収の第一段階となる「最終催告状」を県内約800人の未納者に送付を始めたとのことです。
 送付対象は過去最多。十分な資産がありながら支払いに応じない悪質な未納者に厳しい態度で臨むことで、収納率アップを図るそうであります。

 国民年金保険料を納入することは国民の義務なのです。十分な支払い能力がありながら保険料を支払わない者は、「自分は国民年金は当てにしない、自分のことは自分でする」と言いながら、自分の親の老後を他のものに押し付けているのでございます。結局、自分さえ良ければよいという自己本位な考えで、社会全体の連帯の輪を拒否しているのです。

 保険料は国税と同じように強制徴収しなければなりません。
 
 最終催告状で強制徴収へ向けた手続きに入ることを告知した後、戸別訪問。それでも納得しない場合、督促状を送付した上で財産を差し押さえると言うことであります。
 熊本社会保険事務局の五十嵐年金課長は「制度の安定や公平さを保つためにも、悪質な未納者を放置するわけにはいかない」と強調されています。

 03年度66.1%だった収納率を07年度までに85.1%に引き上げる目標を掲げているそうですが、もろ手を挙げて支持いたします。
 支払い能力が無い者には、免除・納付特例制度がある以上、100%の収能率を目指してもらいたいくらいであります。
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by bukkin | 2005-11-23 10:57 | 年金のあれこれ


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