本日、江津サロンに参加しました。 16ヵ国北欧一人旅をなされた宮村さんの体験談をお聞きし、その勇気と実践に驚嘆いたしました。興味溢れる貴重なお話、有り難うございました。
さて、戯言やオトト釣りの話で中断していました年金の話でも続けましょうか。
この話はそろそろ終わりにしたいと考えています。
超少子高齢化社会の到来に対して、年寄りと現役世代がお互いに痛みを分かち合って行かねばならないという、気の思い話を続けているのですが、基礎年金も一律に給付調整をするのでは、給付水準が低下しすぎるのではないか?果たして生活の基礎的部分を賄えるのか?という疑問があります。
これに対して厚労省は「これまでの物価の伸びと基礎的消費支出の伸びを考慮すると、給付調整を行っても、基礎年金が老後生活の基礎的部分を賄うことは可能です」と述べています。
現在の基礎年金の水準は、夫婦2人分で満額13.2万円になっていますが、この額は高齢者夫婦世帯の衣食住をはじめとする高齢期の生活の基礎的な部分をほぼカバーする水準になっているとのことです。
その根拠は、総務省統計局による、平成11年全国消費実態調査報告にあります。
それによると、食費+住居+光熱・水道+家具・家事用品+被服・履物=12.2万円だそうです。
この数字を家の財務大臣に伝えて意見を聞きましたところ「バッカじゃなかろか!!」と一喝されました。
持ち家に住んで、ごく普通の生活をし、子や孫と係わり、冠婚葬祭に失礼にならぬ程度のお付き合いをすれば、絶対にやっていけないそうであります。
私が、何か誤魔化してお小遣いを値上げしやしないかと思ったのかも知れません。
長くなりますので、次回に廻します。