馬の耳に念仏と言う言葉がありますが、まさに竹島問題に対する韓国側の姿勢は馬の耳に念仏であります。
玄葉外相は本日午前、韓国の駐日大使と会談し、李明博大統領が島根県・竹島を訪問したことへの対抗措置として竹島の領土問題に関して国際司法裁判所への共同提訴を提案したそうです。
これは領土問題の存在を国際社会にアピールするのが狙いだということですが、竹島問題で共同提訴を働き掛けるのはこれで3度目。韓国側は、提案には応じないと述べたと言うことであります。
政府は韓国が拒否した場合は単独提訴に切り替えるそうですが、国際司法裁判所は、当事者双方が納得しない限り、提訴に応じてはくれないのであります。
これでは独り相撲のようなもので、腹の虫はおさまりません。
竹島の領有権に関する我が国の一貫した立場(外務省)
1.竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土です。
2.韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。
韓国側の不当な主張は、馬耳東風と聞き流すことが肝要であります。