どじょうがさ
金魚のまねすること ねんだよなあ
これは野田佳彦新首相が民主党の代表選で引用した
相田みつおさんの作品であります。
野田氏は
「『ドジョウが金魚のまねをしてもしょうがねえじゃん』というのがあります。こういうルックスなので、総理になっても支持率は上がりません。だから解散はしません」。と言って大好きな相田みつをさんの詩を引用しながら、自虐的なジョークも交えて、会場を沸かせました。
その後
「ドジョウらしく泥臭く政治を前進させる」と声を張り上げたのでございます。
この演説が最後まで態度を決めかねていた議員の心をつかんだのではないかと思います。
私は華やかな金魚になるのではなく泥臭いと言われても、どじょうのように泥だらけになって頑張りたいという気持ちが込められています。
ところがアジェンダなどというわけのわからぬ新語を得意げに喋りまくる、みんなの党の党首の発言にはあきれてものも言えません。
野田氏のジョークが全く分からないというか、馬鹿というか、「だから解散はしません」という野田氏の言葉尻をとらえて、自分の馬鹿さ加減は知らずに、馬鹿じゃなかろうかと批判したことはいただけません。
ドジョウが活きるのか、死ぬのか野田氏の手腕にかかっています。民主党の生死は今度の内閣にかかっていると言っても過言ではないのであります。