党首討論と内閣不信任決議案
 今日は6月1日でございます。夏がやってきたのであります。

 南部九州地方はとっくに梅雨入りしていますし、四国や中国地方も梅雨入り宣言がなされているのに、熊本を含む北部九州の梅雨入り宣言はまだのようで不思議に思っています。

党首討論と内閣不信任決議案_b0032380_1733475.gif 東日本大震災で地震や津波で未曾有の壊滅的な被害を被った方々はどのような気持で梅雨時や暑い夏を迎えられるのでしょうか?

 そのような状況の中で、本日午後3時よりわが国会では管直人首相と自民公明両野党の党首との討論が行われました。

 午後3時よりテレビの前に釘付けとなり論戦を拝見いたしました。
迫力ある論戦でしたがなんとなく虚しさを感じた次第であります。
 自民、公明両党は他の野党にも呼びかけて、今夕にも内閣不信任決議案を衆議院に提出する模様であります。
 明日の衆議院本会議で採決されるとのことですが、果たしてこの決議案はどうなるのでしょうか?

 政府与党である民主党が割れています。「不信任案に賛成するなら与党ではない・・・」と官房長官は牽制していますが造反グループはどのような行動をとるのでしょうか?
 民主党は衆院で圧倒的多数を持っていますので不信任案は否決されるのが常識ですがどうなるかわからないのが政治の世界であります。
 
 もし不信任案が可決されたならば、菅総理は総辞職するか解散するかを選ばなければなりません。
 菅首相は辞める気など全く無いようであります。

 解散すれば民主党は壊滅的な打撃を受け議席は激減することが予想されます。そのような危険を民主党の議員は選ぶのでしょうか?

 我が国が、地震、津波、原発事故と言うトリプルの災害に苦しんでいるときに、このような政治家の動きはどのように評価されるのでしょうか?

 今日は熊本市の植木支部の総会が開催されました。参加者は約30名で、とても盛会でした。
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by bukkin | 2011-06-01 17:03 | ブッキンのつぶやき


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