どうも雲行きが怪しくなってきました。
民主党内で2011年予算関連法案成立に向けて野党側の協力を得るためには、菅首相退陣も選択肢の一つであるとの声が出たとのことであります。
首相を支持していた勢力からも退陣論が出てていますので、政変の匂いがしてきたのであります。
しかし、衆院で圧倒的多数を得ている民主党が解散なんて賛同するはずがありません。どんなに内輪もめをしていても、今解散すれば惨敗することは明らかであります。
野党が内閣不信任案を提出しても必ず衆院では否決されます。否決されるとわかっている不信任案を出すほど野党はバカではありません。
このままでは地方議員の選挙に著しく不利だと民主党員の多くが考えれば、首相の首をすげ替える必要がありますが、菅首相が辞めることは今のところ考えられません。
考えられる事は
菅さんの破れかぶれ解散であります。
しかし惨敗するとわかっている総選挙を民主党員が望むはずはないのであります。そんなことを民主党員が許すはずもありません。
首相を変えて民主政権が生き延びることは自民党は困るのであります。あくまで解散を迫っていくことでしょう。
政局は本当に動くのでしょうか?一寸先は闇なのであります。
こればかりは分からないのでございます。