これは昨日の写真です。
天草の栖本沖の海はベタ凪ぎでした。
一昨日、もし朝まずめに釣れない場合は船長に泣きついて、コノシロ釣りに行きたいと思っていることを書きましたが、案の定びくとも魚信がありませんでしたので、そのように申し出ましたところ同行の釣りバカ達から大笑いされました。
コノシロのシーズンはもう終わったのだそうです。今釣れるのは産卵後の痩せたコノシロばかりでちっとも美味しくないのだそうであります。
私が、二週間前に熊日に金焼方面で腹太が釣れていると書いてあったと言いますと、釣りバカ達はその情報は3週間前のもので、もう既にシーズンオフだと言って馬鹿にするのであります。
それなら何故シーズン中に釣らなかったのかと問えば、あんなに安い魚は釣る気になれないというのであります。100円で5匹の魚は釣る気がしないのだそうです。
参加者皆が反対しましので、とうとうコノシロ釣りには行きませんでした。その結果が昨日の釣果であります。痩せたコノシロでも小さなガラカブ3匹よりもはるかに良いのですが、価値観の相違は如何ともし難いのでございます。
栖本沖のマグロの養殖場付近のブイに船を繋いでアジや真鯛を狙ったのですが10時まで粘って5人とも坊主でした。
コノシロ釣りは無視されて、移動したのがこの写真の釣り場です。錨をおろして釣ったのですがガラカブと小鯛が釣れたぐらいで、松さんはとうとう寝てしまいました。
松さんの釣果はガラカブ1匹でした。それでも良いのだそうであります。大物釣りの夢を見た方がコノシロ釣るより良いのだそうであります。
釣りバカの考えることはそれぞれでございます。