まさに青天の霹靂であります。いや、予想されていたことなので驚くには当たらないという人もいます。
民主党の小沢一郎代表は本日午後、党本部で記者会見し「きたる衆院選の必勝と政権交代の実現に向け、あえてこの身をなげうち民主党代表の職を辞することを決意した」と
辞意を表明いたしました。
辞任理由としては、自身の進退を巡る党内の混乱を挙げて「自ら身を引くことで民主党の団結を強め、挙党一致をより強固なものにしたい」と述べ、公設秘書が逮捕・起訴された政治資金規正法違反事件の責任をとっての辞任ではないことを強調したとのことであります。
この時期に辞任を表明した理由については「連休中、熟慮し、決断した」と説明。後任を決める党代表選については「09年度補正予算案の衆院での審議が終わるのを待ったうえで速やかに実施していただきたい」と語っています。
政治資金については、法律に従ってやっていることで、一切やましいことはないと断言していますが、ダミー団体を作ってそこを通して一団体から多額の献金を受けていたことは明らかで、法律違反ではないとしてもこんな人物が一国の総理大臣になるのはどうかという国民の世論が大きいのは事実であります。
政権交代を目指す民主党は、誰を代表として来るべき総選挙を戦うつもりでしょうか?それを迎え撃つ政府与党はどのような動きをするのでしょうか?
政治から眼を離せません。 決めるのは国民であります。