昨日「消えた年金」について書きましたが、又また腹の立つことが報道されました。大分県の教員採用をめぐる汚職であります。
教員採用試験にわが子を合格させるため、現職の校長や教頭夫婦が、任命権者である県教育委員会の幹部らに賄賂を渡したとして逮捕されたと言うことが、昨日から大きく報道されています。
熊日の記事に
、『「教育熱心」と評判だった先生たちが一線を越えた背景には、不透明な人事や採用が横行する教員社会の”なれ合い体質”が浮かび上がる』と書かれています。
一部の事件で教員社会がこのような目で見られるとは全くな情け無いことであります。
400万円~200万円の商品券がわいろとして動いたといいます。このような多額の金で採用試験を操作し合格を得ようとしたことに、容疑者たちは何の罪悪感も生じなかったのでしょうか?
このことで採用されている若い教師の将来はどうなることでしょう。もし、本人たちが実力で合格していたとしたら、ほんとうに可哀想なことであります。
ある捜査幹部は
「現職の教員が安易に金で合格を得ようとしたこと自体が、一般の社会通念からかけ離れている。わいろも高額で、極めて悪質だ」と話しているとのことです。
腹が立って仕方がありません。これでまた教師の資質が問題とされることになるでしょう。
※ 本日、北九州地方の梅雨明けが発表されました。