消えた年金!
 寝惚けまなこで新聞を見ていましたら、とんでもない記事が飛び込んでまいりました。

 「消えた年金」2480件にと言う熊日朝刊の記事であります。その記事をそのまんま引用させていただきます。

 国民年金の受給者・加入者が保険料を納めた領収書を持っているのに、社会保険庁には加入記録が一切残っていない「消えた年金」が2007年12月時点で2480件に上がることが4日、社会保険庁のまとめで分った。 
 06年12月時点の55件から一年間で50倍近く増えた。年金記録不備問題を受け訂正を申請し、発覚するケースが増えているため。最長のケースでは、8年半の加入記録が消えていた。
 領収書はあるのにコンピューター上に記録がないケースは、今年3月時点で8863件に上がる。このうち、さらに紙台帳などを探しても一切、記録がないものが消えた年金で3月時点の分は調査中。

 「宙に浮いた」約5000万件は、記録に残っているが基礎年金番号に統合されていないと言う問題。一方、消えた年金は記録自体が消失している状態で、回復はより難しい。ずさんな事務処理や職員による保険料横領などが原因と見られる。


 あいた口がふさがりません。あきれ果てました。

 職員による保険料横領があったとしたら断じて許せません。徹底してさかのぼって追及すべきであります。
 領収書を見れば、それがどこの社会保険事務所発行のものか、当時の担当者が誰であったのかが判明するはずです。数十年先にしか発覚しないことを見越して公金を横領したのですから極めて悪質であります。厳重に処断すべきです。
 現職にあるものは当然懲戒免職。その上に横領保険料額は利息をつけて罰金として取り上げなければなりません。
 時効の壁があるのが問題ですが、すでに定年退職した者も同様に厳罰にしなければなりません。この場合は懲戒免職には出来ませんので横領罪を適用し罪を償ってももらう必要があります。
 又またこのようなことが発覚し、一体全体我が国はどうなっているのだろうと思います。

 多くの公務員が全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、職務を遂行している中にあって、このような一部の不心得者がしたことで、全体の公務員が汚職をしているように思われる事は残念であります。

 公務員に対する国民の不信感が益々強まって行きます。まさに公務員受難の時代であります。
 犯罪を犯すような公務員には厳罰を課し、一刻も早く国民の信頼を回復することが急務であります。
 
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by bukkin | 2008-07-05 11:46 | ブッキンのつぶやき


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