瑞宝双光章受章記念祝賀会
 本日正午よりホテルキャッスルで永井隆一先生の瑞宝双光章受章記念の祝賀会が開催されました。230名の参加がありました。 
 発起人の一人として盛会のうちに終わりましたことを心から喜んでいます。

 最後に閉会のことばを述べましたので、このブログに記録しておきたいと思います。

 名残はつきませんが、時間が参りましたので一言、閉会の御挨拶を申し上げます。
 今から二十年ほど前、昭和から平成へと時代が移り変わる頃、丁度その頃熊本市は市制百周年という記念すべき年を迎えていました。その当時、熊本市の教育長をなされていたのが永井隆一先生でございます。
 永井教育長の下で教育委員会事務局職員一同一丸となって、百周年記念事業に取り組んだことを先ほど懐かしく思い起こしていました。
 ご記憶のお方も多いと思いますが、その頃のベストセラーに「青春という名の詩」という本がございました。
 この詩は「老兵は死なず、ただ去り行くのみ」という有名な言葉を残して現役を引退しました、アメリカ合衆国のダグラス・マッカーサー元帥が座右の銘としていたと言われるものでありまして、サムエル・ウルマンという詩人の作であります。
 先ほど永井先生のご挨拶の中で「いつまでも青春の気持ちを持って進んでいきたい」というお言葉がございましたが、幸いこの「青春という名の詩」を記憶していますので、要点をかいつまんで申してみたいと思います。
 
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の持ち方を言う。
逞しい意志、ゆたかな創造力、燃える情熱をさす。
青春とは臆病な心、即ち、怯懦を退ける勇気。
安きにつこうとする心、言い換えますと、安易を振り捨てる冒険心を意味する。
時には、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、八十歳であろうと人は青春にして已む。」というものであります。
 
 このたび瑞宝双光章を受章なされた永井先生、並びにこれまで先生を影ながら支えてこられました奥様は、今、まさに青春そのものであるとお見受けいたしております。
 今後、いついつまでも青春のままでお健やかにお過ごしになりますよう心からお祈りいたします。御受章本当におめでとうございます。
 
 また本日、御多忙な中にも拘わらず万障繰り合わせのうえ御参集頂きました皆様、誠にありがとうございました。お陰さまでこのように盛大な祝賀の宴を催すことが出来ましたことを発起人一同心から喜び感謝しております。
 私たちも永井先生御夫妻にあやかりまして、いつまでも青春の心を持って進んで参りたいものであります。
 最後に皆様の御健康とさらなるご発展をお祈りいたしまして閉会の言葉といたします。
      本日は本当に有り難うございました。
by bukkin | 2008-02-02 19:57 | ブッキンのつぶやき


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