四軒先に住んでいるキャンディが、私の家にやってきました。一泊するのだそうです。
キャンディの家族が、今日はクリスマスイブだということで、クリスチャンでもないのに一家を挙げてキャナルシティのホテルに泊りがけで遊びに行ったので、僕んちに預けられることになったのであります。
久しぶりなので、僕はとても喜んで大歓迎なのですが、ご主人は僕がキャンディにじゃれ付くと直ぐ「コラ~ッ!」と叱るのであります。キャンディが淋しくないようにしてやろうという僕の気持ちが判らないのですからまったく嫌になっちゃいます。
忘れていました!僕の顔は見るに見かねた奥様の手によって昨日きれいになりました。ですからキャンディに馬鹿にされずにすんだのであります。
でも、ヘアーが伸びすぎました。正月を迎えるに当たってきれいにカットしてもらいたいと思っています。
ご主人が写真を写すためにクイシンボーのキャンディと僕を並べて、ちっちゃなクッキーの欠片を鼻先において、僕達にオアズケの姿勢をとらせました。
もっと大きいお菓子が食べたいのに、鼻くそみたいな物しかくれないのであります。
自分がいつも食べたいものも食べさせてもらえず、我慢しなければならないので、僕達にも同じ様な目にあわせているのだと思います。
僕達は糖尿病ではありません。 もっと喰いたいのであります。