本日午後一時、臨時国会が開かれ衆参両院本会議での首相指名選挙で安倍晋三氏が第90代58人目の首相に選出されました。
予定どうりですが、やはり戦後最年少、初の戦後生まれの首相と思えば感慨も一入であります。
新首相は直ちに組閣を行い、先ほどのニュースではほとんどの閣僚が決まった模様です。
詳しいことは後で報道されるでしょうが、女性入閣は二人のようです。
安倍流のサプライズ人事はないようです。老・荘・青のバランスを配慮した人事だとか、以前からの仲間を集めた仲良し人事だとか、論功行賞人事だとか評価されているようですがこの内閣の評価は今後の動きにかかっています。
特に来年の参院選をどう戦うかが問われるのであります。
もし民主党に破れ過半数を失うようなことになれば安倍内閣は短命に終ることでしょう。しかし、勝利するとなれば小泉政権よりももっと安定した長期政権になることが予想されます。
しかし政界は一寸先は闇と言われています。何が起こるか分りません。
今度の組閣で私が唯一つ不満なのは、自民党参院議員枠二人を参院執行部の推薦した人物をそのまま受け入れたことであります。参院ボスの言うがままに年齢順送り人事をしたことは安倍さんらしくなく、どうしても賛成できませんが、自民党参院の反発を買えば来年の選挙はおぼつかないと安倍さんは考えたのでしょうか?参院の中には優れた人材があまたいるのです。
優秀な人材を何故起用しなかったのでしょうか?もしそれをやったらまさに安倍流のサプライズだったと思うのです。多くの国民が拍手喝采したかもしれません。
やはり両刃の剣を選ぶのは危険なことなのでしょうか? 政治の世界は分りません・・・・・