タローの話15
これが最後のお話です。少し長くなると思いますが、最後ですのでお許し
ください。
長い間お付き合いして頂きまして本当に有難うございました。
心からお礼申し上げます。

タローを飼育してとても嬉しいことは、私の肩に止ることです。家内の肩にも
止っていましたが、数年前、頬を噛まれてから恐がって、しなくなりました。
肩に止っている時、周囲に何かの危険を感じたら、噛むようです。

私は噛まれたことはありませんが、家内は剪定挟みを持って庭をうろつい
ている時に1度、2度目は家の前を車が走り抜けた時、噛まれましたので、
それに懲りて肩に止めなくなりました。この点だけは、私が威張っています。

頭を指先で掻いてやると、喜んで目をつぶりながら、いつまでもじっとして
います。鋭い嘴を持っていますので、危険ですから、子ども達には絶対
しないように注意してきましたが、長男は隠れて練習したらしく中学生に
なってからタローを肩に乗せるようになりました。

何でも食べます。特に、麺類、馬刺し、焼肉が大好物で、鶏肉も喜んで食
べます。
驚きですがカレーライスは大好きです。コーラまで飲みます。

食事ごとに、大きな地声を出して催促しますが、「おはよう」と言うまでやら
なかったので、今では3度の食事毎に、「おはよう」と言います。それを聞
いて、財務大臣が怒るのです。「いらんことを教えんでよ、何で夜におはよ
うって言わせるの!」

だって、私が教えても、最近は言葉を覚えてくれないんです。
「今晩は」と何度教えても、うんともスンとも言いません。・・・・・
「この馬鹿が!」と喚きたくなりますが、そんな事を言うと「馬鹿が!」と
覚えるかもしれません。

何度教えてもその気が無いとちっとも覚えてくれないのに、気に入った事は
瞬間的に直ぐ覚えるようです。タローの前ではうっかり夫婦喧嘩もできませ
ん。お陰で私は犬年生まれですが猫のようになりました(・・・?)

悪い言葉を覚えると、価値が下がるそうです。そのようになれば、家出を
しなければなりません。思っただけでも恐ろしいことです。

あれから26年が、あっという間に経過したような気がします。
3人の子ども達も、成人してそれぞれ結婚し、別の世帯になりました。
あの時40歳であった私は、いつしか7人の孫のおじいちゃんになってし
まいました。

時々孫達が遊びにきますが、タローには絶対触れないように注意してい
ます。

家内は、私の定年退職後、おばあちゃんとしての貫禄と年金財務大臣と
しての地位を獲得しました。体形も船場子狸みたいになりました。

タローは、26年前小鳥店のご主人が見せてくれた写真のように、素晴ら
しい成鳥の姿になりました。
全身は緑色、襟はみごとな黄金色です。羽を閉じている時は少ししか見え
ませんが、広げると、翼の中央部が鮮やかな朱色で先端が濃紺です。

とても元気です。まだ雛の時、一度だけ風邪をひいて鼻ちょうちんを出した
だけでそれ以後病気をしたことがありません。

今日もタローは元気です。

きっと私が極楽(地獄はいや!)に行った後も

「コロ、コロ、こっちよー こっちこっちよー」

「タローちゃんはいい子よ~」

「ホ~~~、ホケキョ」 「ホ~~~ホケキョ」 と元気に鳴くでしょう。

  では皆さーん、これでタローのお話終わりまーす。    バイバイ~~~

   ☆★~Bukkin~★☆
by bukkin | 2004-09-30 14:25 | キエリボウシインコののタロー | Comments(0)


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