タローの話13
さて、それではタローの話を始めたいと思います。
私にお店のご主人が言いました。「この鳥は、もう直ぐ輸入禁止になりま
すよ。ワシントン条約が間もなく日本でも批准されるでしょうから、そうなれ
ば値段も急激に上がると思います」。

家の、大蔵大臣の卵が、決断したのはその事ではなかったのかな?
と今でも私は疑っています。
と申しますのは、それからあれよあれよと言う間に、値上がりしたからです。

3年後、タローをみて欲しがった方にお店を紹介しようと思って電話した時、
「今は8万5千円しますよ」というご主人の答えに吃驚した事を思い出します。
我が国がワシントン条約を批准する2年前の事です。

現在の値段は知りません。ペットショップにも出ていません。

福岡ドームにあるホテルの大温室植物園にコンゴウインコや瑠璃コンゴウ
インコ、オオハナインコ等数羽の大型インコが飼育されていますが、その中
にキエリボウシインコが1羽います。淋しそうにしていますので、おそらく物
真似はしないでしょう。

ペットとしては輸入禁止なので、欲しくても手に入りません。物真似する
成鳥は、手放す人があれば、かなりの高値で取引されるでしょうが、手放
す人は少ないでしょう。私には、その気はありません。

そんな事を一言でも言えば、私は家族から非難されるに決まっています。
特に財務大臣の逆鱗に触れる恐れがあります。

タローを購入した時家内は、値上がりしたら売って儲けようと思っていた
に違いありませんが、そんな事は忘れて、私がタローを手放すなど言えば
とんでもないといった顔をするでしょう。

追放されるかもしれません。追放されることは恐いのでそのような事は思
いたくても絶対思はないことにしているので御座います。

年と共にタローは成長し家族の一員として無くてはならない存在になって
しまいました。

そろそろタローのお話を終わりにしなければなりません。

大変長くなり申し訳ありません。ではまた。  バイバイ~~
by bukkin | 2004-09-30 14:28 | キエリボウシインコののタロー | Comments(0)


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