最近腹が立って仕方がないことがあります。日本の首都東京都の知事の馬鹿さ加減です。一流の作家で不正に対して毅然たる態度で多くの都民の支持を得ていたのもかかわらず。最近の体たらくは目に余ります。
猪瀬知事は医療法人徳洲会グループ側から現金5000万円を受け取った際の借用証を26日に公開いたしましたが、あくまで「個人として借りた」という従来の主張を強調するばかりであります。「選挙資金」だったというのは想像に難くありませんが、「全身全霊で職務に邁進する」と会見を締めくくりました。だから問題にするなというのでしょうか。
バカにするのもほどほどにしてもらいたいと思います。
私は東京都民ではありませんのであくまでも野次馬ですが、29日開会の都議会は紛糾必至で、責任追及の声は強烈になることでしょう。東京都議会の良識が見ものでございます。
猪瀬氏は徳田毅衆院議員(42)の事務所から郵送されたという借用証を報道陣に掲げましたが、示された借用証はA4判1枚に日付と名前、金額が記されているだけ。報道陣からは「最近作ったのではないか」と疑う質問が出たが、猪瀬氏は「間違いなく原本」「信用していただくしかない」と応じています。こんなことが本当にとおる世の中だとしたら世も末でございます。