一般的な日本人は、特定の宗教を信じていません。一神教を信じる外国人の目から見ると実に不思議な民族に見えるのだそうです。化け物のような存在かもしれません。
願い事は八百万の神々の中から、都合の良い神様を選んで神社参拝し、結婚式は神道で執り行い、葬儀や仏事は仏教に頼り、お寺に参詣するかと思えば、クリスマスには教会にも行かぬのに、子ども達はサンタクローズがやってくるとわくわくして待っているし、ケーキだ!チキンだ!と言って騒いでいるのであります。
本日はクリスマス・イブです。
クリスチャンでもないのに、四軒先の孫の家では毎年のように数日前からイルミネーションが輝き、楽しい楽しいイブを迎え、翌朝にはサンタになったつもりの父親が用意したプレゼントに歓声をあげていたのですが、昨年イブの前日に突然の不幸が訪れたために、イルミネーションの灯りは消え、サンタクローズもやっては来ませんでした。、
しかし、プレゼントは早くから準備してあったそうで、かえって孫たちの悲しみを誘ったのであります。
あれから一年が経ちました。今年は悲しみを乗り越えて爺がサンタの役を務めてやりたいと思っていますが、何しろ年金暮らしのため、たいしたことは出来ないので、財務大臣からローストチキンでも買って貰って何とか誤魔化したいと考えています。
今宵は娘宅で、娘が用意したクリスマスケーキを御馳走になりながらローストチキンでも齧りながら、孫たちとクリスマスを楽しみたいと思います。
今日は学校では二学期の終業式。
孫たちは通知表を持って帰ってきていると思います。
楽しみであります。